PID コントローラー

比例(Proportional)、積分(Integral)、微分(Derivative)の3要素を用いて制御

Mokuシリーズの「 PIDコントローラー 」は、モニタリング、制御、データロギングを、
1つのデバイスに統合することで、フィードバックループの複雑さを軽減します。

最大4つ独立チャネル、リアルタイムゲイン設定、マルチセクションPIDビルダーを備え、
システムのフィードバックと安定化を簡素化できます。
ユーザーフレンドリーなグラフィカルインターフェースにより、
パラメータ調整が簡素化され、伝達関数のリアルタイムモニタリングが可能になり、実験を最適化できます。

 

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主な使用目的

  • 自動制御システムの構築・精度向上
  • プロセス制御
  • 温度や圧力などの調節

アプリケーション

  • フィードバック & 制御システム設計
  • レーザー周波数安定化
  • 極低温 & 量子デバイスの制御
  • プラズマ & 核融合システムにおける、磁気/電流制御
  • サンプルステージ & スキャンヘッドの位置決め
  • 圧力、力、流量、その他の制御
  • 温度調節

特長

システム応答をリアルタイム表示

インタラクティブなボード線図を使用して、制御システムの周波数応答をすばやく設計できます。信号経路全体の信号モニタリング用のオシロスコープ プローブポイントを内蔵しているため、パラメーターの調整と結果の表示を同時に行うことができます。

システム応答をカスタマイズ

低周波と高周波のゲイン飽和を持つ、シングル・ダブルの積分器と微分器を装備しています。比例(P)、積分(I)、微分(D)、二重積分(I+)、積分飽和(IS)、微分飽和(DS)のゲインプロファイルを設定できます。

DSPワークフローのブロック図表示

最大4つの、独立した完全にリアルタイムに設定可能なPIDコントローラーパスを実現します。さらに柔軟性を高めるために、入力信号を制御マトリクスと組み合わせるオプションがあります。


仕様

モデル
チャネル数(MIMO制御) 2 ch 2 ch 4 ch 4 ch
比例ゲイン -60 dB ~ 60 dB -60 dB ~ 60 dB -60 dB ~ 60 dB -60 dB ~ 60 dB
DAC 解像度 12 bits 16 bits 16 bits 14 bits
入出力レイテンシ— < 1 µs < 1 µs
データシート

紹介動画

  • Moku PIDコントローラーの紹介

  • Moku:GoのPIDコントローラーを使った
    リアルタイムインタラクティブチューニング

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