周波数応答アナライザー

システムやコンポーネントの、周波数応答特性を測定

Mokuシリーズの「 周波数応答アナライザー 」を使用すると、
10 MHz ~ 500 MHz の掃引正弦波出力を使用して、振幅と位相の両方でシステムの周波数応答を測定できます。

Moku シリーズでは最大 4 つの入出力が利用できるため、
差動・レシオメトリック測定を簡単に有効にすることができます。
掃引ごとに最大 8,192 ポイントを選択し、セトリング時間や平均化時間を設定して、
掃引時間全体と S/N 比のバランスをとることができます。

主な使用目的

共振現象特性の測定

フィルターの周波数特性測定

音響装置のテスト

 

\ アプリの「デモモード」で操作感を試してみる /


特長

ワンタッチ正規化で実際の応答を確認

ケーブルやMokuデバイス自身が持つ、固有の遅延や振幅エラーを正規化することで、テスト対象システムとの振幅と位相応答を分離します。正規化トレースを保存して、システムを比較したり、誤ったケーブルシフトを除去することができます。

ボード線図でリアルタイム解析

インタラクティブなボード線図で、振幅と位相をモニターし、基本波と高調波にわたる測定を行って非線形効果を評価することができます。

柔軟性を高める演算チャネル

演算チャネルを使用して、応答関数を取得しながら、加算、減算、乗算、除算、または任意の複素数値方程式を計算します。


アプリケーション

コンポーネントの
特性評価

EMIフィルターの
特性評価

インピーダンス測定

電源解析

安定性解析


仕様

モデル Moku:Go Moku:Lab Moku:Pro
チャンネル数 入出力 各 2 ch 入出力 各 2 ch 入出力 各 4 ch
周波数範囲 10 mHz ~ 20 MHz 10 mHz ~ 200 MHz 10 mHz ~ 500 MHz
平均化時間 1 µs ~ 10 s 1 µs ~ 10 s 1 µs ~ 10 s
スイープ(掃引) 線形 / 対数 線形 / 対数 線形 / 対数
入力インピーダンス 1 MΩ 50 Ω / 1 MΩ 50 Ω / 1 MΩ
整定時間 1 µs ~ 10 s 1 µs ~ 10 s 1 µs ~ 10 s
技術資料

紹介動画

  • Moku 周波数応答アナライザーの紹介

  • 周波数応答アナライザーで
    バンドパスフィルターを測定する

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