フェーズメーター

信号の位相を測定

Mokuシリーズの「 フェーズメーター 」は、最大 8 つの入力信号の基準クロックに対する位相を、
1 kHz ~ 2 GHz の範囲で、 1 nrad 以上の精度で測定します。

卓越したダイナミックレンジ、ゼロデッドタイムを備えた、
デジタル実装されたフェーズロックループアーキテクチャに基づき、
入力信号の位相・周波数・振幅を、高精度で継続的に追跡します。

 

\ アプリの「デモモード」で操作感を試してみる /


主な使用目的

  • 電力システムの同期
  • 通信システムの位相調整
  • 電子テスト機器としての使用

アプリケーション

  • 指向性エネルギー
  • 重力波検出
  • 干渉計
  • 光学距離
  • 発振器の解析

特長

組み込まれた時系列解析機能

アラン偏差、時系列データ、パワースペクトル密度、振幅スペクトル密度、レイリースペクトル、コヒーレンスを、重ね合わせてプロットします。追加の後処理は不要です。

GPSDOでクロック安定性を向上

Moku:Deltaに搭載の「GPSDO(GPS Disciplined Oscillator:GPS基準周波数発生器)」を使用することで、1ppbという低クロック安定性とPPSタイミング同期を実現します。

複数機能を同時に実行

マルチインスツルメントモードを使って、スペクトラムアナライザ、またはオシロスコープと組み合わせれば、ロスレスな信号検証を行うことができます。


仕様

モデル
入力チャンネル数 2 ch 2 ch 4 ch 8 ch
周波数範囲 1 kHz ~ 30 MHz 1 kHz ~ 200 MHz 1 kHz ~ 300 MHz 1 kHz ~ 2 GHz
位相エラー 1.1 μrad/√Hz @ 10 Hz 0.9 μrad/√Hz @ 10 Hz 0.5 μrad/√Hz @ 10 Hz
トラッキング帯域 最大 100 kHz 最大 100 kHz 最大 1 MHz 最大 1 MHz
クロック参照オプション 10 MHz, 100 MHz, GPS
データシート

技術動画

  • なぜ位相を測定・ロックするのでしょうか?

  • 位相検出にデュアル位相ロックインアンプを使用する

  • 位相ロックループ(PLL)による位相測定

  • Moku フェーズメーターでアラン偏差を測定する

  • Moku フェーズメーターで位相ロックループ(PLL)を構築する方法

  • Moku フェーズメーターの使用方法

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