Mokuシリーズの「フェーズメーター」は、最大4つの入力信号の基準クロックに対する位相を、1 kHz ~ 300 MHz の範囲で 6 μrad 以上の精度で測定します。
デジタル実装されたフェーズロックループアーキテクチャに基づき、卓越したダイナミックレンジ、ゼロデッドタイム、従来のロックインアンプや周波数カウンタを凌駕する測定精度を提供します。
特長
位相、周波数、振幅を同時に測定
最大4つの独立したチャンネルを利用して、最大限の性能を発揮します。入力に位相ロックされた正弦波を簡単に生成でき、最大0.125倍まで分周、または最大250倍まで逓倍できます。また、V/サイクル設定やフェーズラップオプションにより、測定された位相をシームレスに出力まで駆動できます。フェーズロックループアーキテクチャの搭載により、入力信号の位相、周波数、振幅を同時かつ連続的にトラッキングします。
柔軟な信号追跡オプション
1Hz(低S/N比信号のトラッキングに最適)~1MHz(大きなダイナミクスを持つ信号に最適)までのフェーズロックループトラッキング帯域幅で、信号を測定します。
リアルタイムデータ解析で信号を可視化
アラン偏差、パワースペクトル密度、パワー、振幅スペクトル密度など、時間ドメインと周波数ドメインで測定値を解析します。
ラボでの作業に自由を
ラボの実験台に縛られることなく、位相、周波数、振幅を同時に測定できます。直感的なiPadアプリ(Moku:Lab/Moku:Proのみ対応)を使用すれば、ラボ内を自由に移動しながら、リアルタイムのスペクトル解析を実行できます。