レーザーロックボックス

レーザーの波長を安定させる

Mokuシリーズの「 レーザーロックボックス 」は、高性能な変調ロック技術を使用して、
レーザーの周波数を基準共振器または原子遷移にロックすることができ、
マルチレーザー安定化システムにとって理想的なソリューションです。

また「 ロックアシスト機能 」により、復調されたエラー信号のゼロクロスに素早くロックすることができます。
マルチインスツルメントモード では、最大 4 つのレーザーロックボックスを同時に配置でき、
それぞれ内部または外部ソースから同じクロックベースを共有します。

主な使用目的

光学実験でのレーザ安定化

精密測定

通信技術での応用

\ アプリの「デモモード」で操作感を試してみる /


特長

セットアップは簡単に、レーザロックは素早く

PDHロックからディザーロックまで、レーザーの安定化をより迅速かつ簡単に行うことができます。タップするだけで、復調されたエラー信号のゼロクロスに即座にロックオンする「ロックアシスト機能」により、わずかな手動操作で、簡単にレーザーを共振器にロックできます。

ブロック図による信号の視覚化

内蔵のオシロスコープを使用して、制御システム全体像を把握し、信号処理チェーンのあらゆる場所で信号を観察できます。共振器安定化システム用に最適化された、条件付きトリガ、同期スキャン、設定可能な出力リミッタを使用できます。

必要な機能は全て搭載されています

Mokuシリーズのレーザーロックボックスを使うと、波形発生器、位相シフタ、復調器、フィルター、PIDコントローラーを、1台に置き換えることができます。高性能デジタル信号処理、高機能な画面、柔軟なGUIにより、Mokuシリーズは、レーザー周波数安定化のためのオールインワンソリューションを提供します。


アプリケーション

閉ループ制御システム

カスタム閉ロックループ

重力波検出

レーザー周波数安定化

精密分光法


仕様

モデル Moku:Go Moku:Lab Moku:Pro
チャンネル数 入出力 各 2 ch 入出力 各 2 ch 入出力 各 4 ch
復調周波数 1 mHz ~ 30 MHz 1 mHz ~ 200 MHz 1 mHz ~ 600 MHz
スキャン周波数 最大 10 MHz 最大 10 MHz 最大 10 MHz
調整可能フィルター 260.1 Hz ~ 3.516 MHz 1 kHz ~ 14 MHz 2.6 kHz ~ 35 MHz
DAC解像度 12 bits 16 bits 16 bits
内蔵オシロスコープ 125 MSa/s 500 MSa/s 最大 1.25 GSa/s
技術資料

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