Mokuシリーズのレーザーロックボックスは、高性能な変調ロック技術を使用して、レーザーの周波数を基準共振器または原子遷移にロックすることができます。
レーザーロックボックスには「ロックアシスト機能」が搭載されており、復調されたエラー信号のゼロクロスに素早くロックすることができます。
マルチインスツルメントモードでは、最大4つのレーザーロックボックスを同時に配置でき、それぞれ内部または外部ソースから同じクロックベースを共有します。
これは、マルチレーザー安定化システムにとって理想的なソリューションです。
特長
ブロック図による信号の視覚化
内蔵のオシロスコープを使用して、制御システム全体像を把握し、信号処理チェーンのあらゆる場所で信号を観察できます。共振器安定化システム用に最適化された、条件付きトリガ、同期スキャン、設定可能な出力リミッタを使用できます。
必要な機能は全部搭載されています
Mokuシリーズのレーザーロックボックスを使うと、波形発生器、位相シフタ、復調器、フィルター、PIDコントローラーを、1台に置き換えることができます。高性能デジタル信号処理、高機能な画面、柔軟なGUIにより、Mokuシリーズは、レーザー周波数安定化のためのオールインワンソリューションを提供します。
セットアップは簡単に、レーザロックは素早く
PDHロックからディザーロックまで、レーザーロックボックスをセットアップに組み込むことで、レーザーの安定化をより迅速かつ簡単に行うことができます。「ロックアシスト機能」により、わずかな手動操作で、簡単にレーザーを共振器にロックできます。タップするだけで、復調されたエラー信号のゼロクロスに即座にロックオンします。
ラボでの作業に自由を
iPad用Moku App(Moku:Lab/Moku:Proのみ対応)があれば、実験台に縛られることはありません。「ロックアシスト機能」を使えば、ラボ内を自由に移動しながら、タップしてレーザーの周波数をロックできます。