マルチインスツルメントモード

Mokuシリーズのマルチインスツルメントモードを使用すると、1台で最大4つの計測機能を同時に実行することが可能です。

1つのデバイスから、信号を生成・表示・処理することができ、スペックを犠牲にすることなくスペースとコストを節約できます。

カスタマイズされたテストシステムを1台のハードウエアで実現

マルチインスツルメントモードでは、MokuのFPGA上に、低レイテンシー、ロスレスのインターコネクトを使用して、ケーブル配線や障害の少ないカスタムテスト構成を構築することができます。
デイジーチェーン接続により、高度なデジタル信号処理パイプラインを構築し、同時に動作している装置を中断させることなくホットスワップすることができます。

超高速セットアップ

直感的なユーザーインターフェースにより、洗練されたシステムを数分で立ち上げることができます。
すべての機器はFPGA上で一緒に動作するようにあらかじめ設定されているため、複雑な配線やコーディングは必要ありません。

Moku Cloud Compileとの組み合わせで究極のカスタマイズを実現

画期的な研究とイノベーションには、しばしばカスタムソリューションが必要です。
Mokuの製品群にカスタムコードを配置することで、無限のカスタマイズが可能になります。
Moku Cloud Compileとマルチインスツルメントモードを使用すれば、お使いのテスト機器にさらなる期待が持てます。

セットアップ例

マルチ周波数 ロックインアンプ

複数のロックインアンプを組み合わせ、マルチ周波数、マルチ高調波復調を実現します。

■おすすめの構成:ロックインアンプ x3、オシロスコープ x1

クローズドループ コントローラ

入出力の遅延時間がサブμsであるため、高速アプリケーションでもクローズドループコントローラとして使用できます。調整した内容はリアルタイムで監視デバイスに反映されます。

■おすすめの構成:PIDコントローラ x1、周波数応答アナライザ x1、オシロスコープ x1、スペクトラムアナライザ x1

複雑な変調波形の生成と制御

任意の波形で信号を変調し、非常に簡単にリアルタイムで変調を行うことができます。カスケード変調も可能です。出力波形の表示、測定、制御を同時に行うことができます。

■おすすめの構成:任意波形発生器 x2、ファンクションジェネレータ x1、オシロスコープ x1

パワーアナライザ - LDO/SMPS

2台のオシロスコープによる効率監視、周波数応答アナライザによるライン負荷変動やPSPRのテスト、スペクトラムアナライザによる出力高調波測定により、LDO/SMPSチップのテストと特性評価を簡素化します。

■おすすめの構成:オシロスコープ x2、周波数応答アナライザ x1、スペクトラムアナライザ x1

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