音響光学素子(AO素子)は、結晶内部に高周波の音響波を発生させ、その音響波によって生じる周期的な屈折率変化を回折格子として利用する光制御デバイスです。印加するRF信号の周波数やパワーを制御することで、レーザー光の強度、進行方向、周波数、波長、パルスタイミングなどを高速かつ電気的に制御できます。機械的な可動部を使用しないため、高速性、再現性、耐久性が求められるレーザーシステムに適しています。
G&H社では、レーザー光の強度を変調するAOM、ビームを高速走査・位置制御するAOD、光周波数を変化させるAOFS、特定の波長を選択するAOTFのほか、Qスイッチ、モードロッカー、パルスピッカー、マルチチャネルモジュレータ、AO素子用RFドライバなど、幅広い製品をラインアップしています。ファイバーレーザーや全ファイバー型光学系に組み込みやすい、ファイバーカップルAOM「Fiber-Q®」シリーズも用意しています。
レーザー加工、ビーム走査、半導体・電子部品検査、顕微鏡、イメージング、分光分析、ライフサイエンス、量子光学、精密計測など、研究用途から産業用・医療用レーザー装置への組み込みまで幅広く利用されています。標準製品に加え、使用波長、光パワー、ビーム径、応答速度、走査角度、RF帯域、偏光、筐体形状などに応じたカスタム設計やOEM供給についてもご相談いただけます。
製品ラインアップ
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AODF - AO偏向器
(音響光学偏向器)
音響光学効果を用い、レーザー光の進行方向と同時に強度変調もできます。稼働部もなく高速で信頼性の高い性能です。
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AOFS - AO周波数シフター

光を入射させると、Bragg 散乱や Raman-Nath 散乱により光は回折し、AOFS に印可される RF 周波数で発生する音響波による周波数シフトが生じています。
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AOM - AOモジュレータ (音響光学変調器)

メカニカルシャッターを超える速度、最大70MHzでも光の強度を制御 ・ 変調でき、低散乱と高ダメージ閾値を最適化しています。
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FCAOM - ファイバーカップル AOM
Fiber-Q®(音響光学素子)
ファイバーカップルAOM(音響光学変調器)は、ファイバーやファイバーカップルレーザーの振幅変調に対してエレガントで頑丈なソリューションを提供し、レーザー出力のタイミング、強度、および時間的形状を直接制御できます。
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AOMC - マルチチャネルモジュレータ

1つの AO 結晶にトランスデューサアレイを組み込むことで、複数のビームを別々に変調または偏向します。
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AOQS - AO Qスイッチ
(音響光学Qスイッチ)
CW 励起の固体レーザーや励起密度の低いレーザー共振器内に配置して、Q スイッチ発振させるための共振器内 AO 変調器です。
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AOML - AOモードロッカー

レーザーキャビティー内のロスを共振周波数で変調し、高強度なショートパルスをつくるために縦モードの位相を効果的にロックします。
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AOPP - AOパルスピッカー|AOCD - AOキャビティーダンパー

高速の AO モジュレーターで、レーザーのパルス列から 1 パルスを別の光路へと分けることができます。
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AOTF - AOチューナブルフィルター

電気的に制御可能なスペクトルバンドパスフィルターです。印可する RF 周波数が白色光源や多色光源から単一周波数の光を切り出すことができます。
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RF ドライバー(AO素子用)

AO 素子の結晶内に音響波を発生させる RF 信号をつくるものです。AO 素子の用途に合わせて、アナログまたはデジタル変調が可能な高周波のドライバを豊富に用意しています。

