電磁干渉やグラウンドループが、微小信号測定に影響していませんか?

高周波の微小信号測定では、ケーブルに侵入する電磁干渉(EMI)や、測定機器間のグラウンドループ電流が、ノイズや信号波形の歪みを引き起こす場合があります。

FEMTO社のCAB-HF1は、DC~4 GHzに対応した高性能RF同軸ケーブルです。
二重シールド構造と低いシールド抵抗・接触抵抗により、電磁干渉やグラウンドループによる影響を低減します。

特長

85 dB以上のシールド効果

CAB-HF1は、二重シールド構造を採用しています。
1 GHzまでの周波数範囲で85 dB以上のシールド効果を備え、周囲の機器などから侵入する電磁干渉の影響を低減します。
電磁干渉のある環境における微小信号測定や、高周波信号の伝送に適しています。

グラウンドループによる影響を低減

測定機器間のグラウンド電位に差があると、ケーブルのシールドを通じて電流が流れ、ノイズや信号歪みの原因となる場合があります。
CAB-HF1は、低いシールド抵抗と接触抵抗により、このようなグラウンドループ電流が信号に与える影響を低減します。
グラウンド条件の最適化が難しい測定系にも適しています。

すべてのケーブルで高周波特性を検査

CAB-HF1は、両端に高品質なBNCプラグを取り付けた完成品として供給されます。
出荷前にケーブル1本ごとのリターンロス(反射損失)とインサーションロス(挿入損失)を測定し、コネクターを含むケーブルアセンブリとして高周波特性を検査しています。
0.2~3.0 mまで、5種類の標準ケーブル長を用意しています。

その他の特長

  • 最大4 GHzまでの高周波信号に対応
  • RFパラメーター 100% テスト済み

応用

  • DC ~ GHz 帯の微小信号測定
  • 電磁干渉のある環境での信号伝送
  • グラウンドループの影響を受けやすい測定系
  • LiDAR、レーダー、SODARなど信号の伝搬時間を利用した距離測定
  • NMR、MRI、ESRなどの高周波分光・トモグラフィー
  • インピーダンス分光
  • AFM、STM、ラマン分光などの高速走査測定
  • 変調分光
  • FEMTO社製アンプ、フォトディテクターの入出力接続

仕様

推奨周波数範囲 DC ~ 4 GHz
インピーダンス 50 Ω ± 1 Ω
静電容量 101 pF/m
絶縁抵抗 >1013 Ω × m
シールド効果 85 dB以上(1 GHzまで)
信号遅延 5 ns/m
公称減衰量 0.23 dB/m(300 MHz)
0.45 dB/m(1 GHz)
0.78 dB/m(2.5 GHz)
リターンロス >20 dB(2.5 GHz)
コネクター BNCプラグ - BNCプラグ
ケーブル長(型番) 0.2 m( CAB-HF1-BB-020 )
0.5 m( CAB-HF1-BB-050 )
0.8 m( CAB-HF1-BB-080 )
1.5 m( CAB-HF1-BB-150 )
3.0 m( CAB-HF1-BB-300 )
推奨モデル の入力用ケーブルとして、
また、FEMTO社製アンプおよびフォトディテクターの出力用ケーブルとしておすすめです。

高周波信号測定用ケーブルの選定について

CAB-HF1は、特に高周波信号の伝送や、電磁干渉およびグラウンドループの影響が問題となる測定に適しています。
一方、低周波領域におけるケーブルの振動や曲げによる摩擦帯電ノイズを抑えたい場合は、低ノイズ同軸ケーブル「CAB-LN1」、
長いケーブルによる入力容量の増加を抑えたい場合は、低静電容量同軸ケーブル「CAB-SC1」が適している場合があります。
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