BeamTuningシリーズに光ファイバーからのビームを導入するための調整式ファイバーコリメーターです。 FC/PCコネクター付き、最大 NA 0.275までのシングルモードファイバーパッチコードを接続できます。 アスフェリコルから出力されるビーム径が十分大きいので、追加のレンズなしに BeamTuningシリーズ ビームエキスパンダに接続できます。
製品一覧
| 型番 | 直径 [mm] | 焦点距離 [mm] | NA | 波長[nm] |
|---|---|---|---|---|
| ACM25-20-L-Y-355 | 30 | 20 | up to 0.275 | 355 |
| ACM25-20-L-A-532 | 30 | 20 | up to 0.275 | 532 |
| ACM25-20-L-B-632 | 30 | 20 | up to 0.275 | 632 |
| ACM25-20-L-B-780 | 30 | 20 | up to 0.275 | 780 |
| ACM25-20-L-C-1064 | 30 | 20 | up to 0.275 | 1064 |
ファイバーコリメーター a|AspheriCollについて
ファイバー出射光を、後段の光学系で使えるコリメート光へ
ファイバーコリメーターは、光ファイバーの端面から広がって出射する光を、平行光に近いビームへ変換する光学部品です。 asphericonのa|AspheriColl(アスフェリコル)は、FC/PCコネクター付きシングルモードファイバーに対応した調整式ファイバーコリメーターです。 最大NA 0.275のファイバーに対応し、ファイバー出力のレーザー光をBeamTuningシリーズやビーム整形光学系へ導入できます。
波面品質を重視したコリメーション
メーカーは、FC/PCパッチファイバーとの組み合わせにおいて、ストレール比0.95超の回折限界性能を示しています。 ビーム径だけでなく、後段の集光・ビーム整形に向けて波面品質も重視したい光学系に適しています。 設計波長に合わせて調整済みで、モデルごとの対応範囲内では使用波長に応じた調整も可能です。
ビーム拡大・整形へつなげやすい構成
a|AspheriCollは、BeamTuningシリーズのビームエキスパンダやビーム整形素子と組み合わせて使用できます。 コリメート後のビーム径が目的に合えば、追加のビーム拡大光学系を省き、構成をコンパクトにできます。 ただし、出力ビーム径は一定ではありません。 接続するファイバーのNA、モードフィールド径(MFD)、使用波長に応じて変わります。
ファイバーコリメーターの選び方
ファイバーコリメーターは、波長とコネクター形状だけでなく、ファイバーの出射特性と後段の光学系に必要なビーム条件を合わせて選定します。
STEP1. 使用波長とモデルの対応範囲を確認する
a|AspheriCollは、設計波長が異なる5種類のモデルから選定します。設計波長と対応波長範囲を区別して確認してください。
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※対応波長範囲はメーカー公開図に基づきます。設計波長以外では、使用波長に合わせた調整が必要になる場合があります。
1つのモデルで350~1600 nmの全域をカバーする製品ではありません。
STEP2. ファイバーの種類 ・ NA ・ MFDを確認する
FAQ
Q1設計波長以外でも使用できますか?
モデルごとの対応波長範囲内で、使用波長に合わせた調整が可能です。 「波長調整」とは、使用するレーザー波長に合わせてコリメーションを調整することで、レーザー光そのものの波長を変える機能ではありません。 複数波長を同時に使用する場合は、必要なビーム条件を含めてご相談ください。
Q2ファイバーを交換しても、出力ビーム径は同じですか?
同じになるとは限りません。 出力ビーム径はファイバーのNA ・ MFDと使用波長によって変わり、MFDには製造上のばらつきもあります。 特定の入力ビーム径を要求する光学素子と組み合わせる場合は、交換後のビーム径も確認してください。
Q3FC/APCコネクター付きファイバーは接続できますか?
メーカーは、適合アダプターを使用することでAPCファイバーにも対応可能としています。 標準のFC/PC接続とは構成が異なるため、ご使用のファイバー型番・コネクター仕様をお知らせください。 適合する構成を確認します。
Q4マルチモードファイバーにも使用できますか?
公開資料で示されているコリメーションの対象は、シングルモードファイバーです。 NAが対応範囲内という理由だけで、マルチモードファイバーに同じビーム品質や性能を適用することはできません。 マルチモードファイバーを使用する場合は、ファイバー仕様と必要な出力条件をご相談ください。
Q5使用できるレーザー出力の上限は何Wですか?
公開されている損傷閾値だけから、一律の上限出力をW単位で示すことはできません。 メーカーが示すコーティングの損傷閾値は、**12 J/cm2(532 nm、パルス幅6 ns、繰り返し周波数100 Hz)** という条件付きの値です。
CW/パルスの別や、波長 ・ ビーム径などによって確認事項が異なります。 高出力用途では、使用条件をお知らせください。
Q6型番が決まっていなくても相談できますか?
はい。使用波長とファイバー型番が分かれば、選定に必要な条件を整理できます。 分かる範囲で、以下の情報をお知らせください。
- 使用波長
- ファイバー型番 ・ コネクター種類
- NA ・ MFD(不明な場合は仕様書)
- 希望する出力ビーム径と、そのビーム径が必要な位置
- レーザーの出力条件(CW/パルス、平均出力など)
- 組み合わせるレンズ ・ ビームエキスパンダ ・ ビーム整形素子
仕様がすべて決まっていなくてもご相談ください。ファイバーと後段の光学系に合わせて、適合モデルや組み合わせを確認します。
