電流アンプ(トランスインピーダンスアンプ)

電流アンプは、フォトダイオードなどの検出器の小さな電流出力を増幅し、オシロスコープなどで測定可能な電圧信号に変換するアンプです。
トランスインピーダンスアンプとも呼ばれます。
測定したい電流レベル、信号の時間変化速度に応じた周波数帯域から、実験目的に合ったモデルをご選定ください。

代表的なアンプ入力の接続先

高インピーダンス源/電流源
フォトダイオード

光電子倍増管(フォトマル)
イオン化ディテクター

ファラデーカップ
容量型ピックアップ

走査型トンネル顕微鏡チップ(STM)
マイクロチャンネルプレート(MCP)

プリアンプの利点

プリアンプモジュールの利点は、ディテクタに近接して設置でき、ケーブルの浮遊容量やノイズピックアップによる信号-ノイズ比(Signal-to-Noise Ratio:SNR)の劣化前に、信号を増幅できる点にあります。

バンド幅と周波数応答性

FEMTO 社 電流アンプは、特別な変換や周波数補償を必要とせず動作します。帯域幅及び周波数応答は、10nF までのソース静電容量に依存せず、ゲインピーキングもありません。

ゲインとノイズ

FEMTO 社は、プロフェッショナルな“ハイエンド”電流アンプを提供します。極限までの低ノイズを実現するため、高ゲインを選択する にもかかわらず、バンド幅低下は最小に抑えられています。従って、FEMTO 社製品のノイズ性能は、同一のバンド幅で比較した場合、従来の のオペアンプ式 電流-電圧コンバータのそれをはるかに凌ぎます。

ロックイン用プリアンプ

ノイズが限定的な応用では、低ノイズアンプを使用することで、DSP ロックインの感度とスピードは大幅に上昇します。フェムトアンペアの電流が、
2~3 ミリ秒以内で測定することが可能です。

電流アンプ一覧



最大バンド幅:500kHzまで


最大バンド幅:400MHzまで


最大バンド幅:2GHzまで


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