カーボンファイバ製ブレッドボード
CarbonVision (カーボンビジョン)は、マックスプランク研究所天文分野(MPIA)と
シュロースマッハー社の共同開発により商品化されたカーボンファイバ製ブレッドボードです。
応用事例


















ご要望に応じて三つの製品シリーズを用意しております。
ECシリーズ
航空宇宙産業で使われるハニカムパネル構造に基づいてつくられた低価格のブレッドボードです。上面・下面にCFRPプレートをボンディングして、剛性と対熱安定性を強化しています。本体の単位面積あたりの重量は約14kg/m²です。
ADシリーズ
上記ECシリーズのアップグレードバージョンです。それぞれのマウント位置で、カーボンファイバチューブがボード上面と下面を連結させていていることで、荷重の伝達と剛性の強化をしています。本体の単位面積あたりの重量は約15kg/m²です。
CAシリーズ
全体がCFRPでつくられたブレッドボードです。上面・下面とも高品質のファイバコンポジットで構成されています。CFRP製のチューブにより、上面・下面が構造的に結合されています。マウント部分のみがステンレス製です。本体の単位面積あたりの重量は約19kg/m²です。
*CFRP (Carbon Fiber Reinforced Plastics=炭素繊維強化プラスチック)
SLシリーズ
Slim Lineブレッドボードは最小の厚みで高い剛性を実現します。ブレッドボードはCFPRのボードのみで構成されます。オプションとしてCFRPボード間にダンピング材を貼り合わせることもできます。このSLバージョンは通常、大きな光学テーブルやブレッドボード上で補助的に使われます。
- 高精度(平面性 +/-0.05mm、平行度 +/-0.05mm)
- 軽量(スチール製ブレッドボードのおよそ1/4)
- より高い剛性
- 対熱安定性(熱膨張がスチール製ブレッドボードのおよそ1/10)
- ダンピング強化(スチールよりもダンピング性能が60%向上、オプションのダンピングレイヤー)
- 両面使用(ADおよびCAシリーズ)
- 熱や振動に対して最適化
- オープン構造のため、内部にケーブルの配線を通すこともできます(CAシリーズ オプション)
- マウントパターンのカスタム対応(標準 25mm & 50mm)
- 軽量のため、垂直方向や頭上での使用に対応
- コンポジット材料やファイバオリエンテーションのカスタム対応
- 最大寸法 1250mm x 2400mm
- クリーンルーム対応製品も有(ADおよびCAシリーズ)
- ご注文方法
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