偏波を45°回転
アイソレータを構成するファラデーローテーターを単独のデバイスとして提供します。
OZ Optics社製の「FOR/FOFM」は、通過する光の偏光状態を
正確に回転・制御する光デバイスです。
単一通過で偏光を45度回転させ、ミラーと組み合わせることで
反射光を90度回転(元の偏光と直交)させます。
干渉計や光ファイバアンプなどで発生する光ファイバ内の
偏光変動・影響を相殺する用途に最適です。
単一モード、多モード、偏光保持ファイバに対応し、低挿入損失・高反射減衰量を実現しています。
小型化されたミニチュア型やハイパワー用も用意され、
光ファイバレーザや各種センサーに広く利用可能です。



特長
- シングルモード、マルチモード、偏波保持、各ファイバー用
- 広い中心波長範囲
- 低損失
- 低反射
- コンパクト
仕様
| 中心波長 | 633~850 nm | 980~1064 nm | 1310~1550, 1064 nm |
1310~1550, 1064 nm Faraday Mirror |
|
|---|---|---|---|---|---|
| 挿入損失 *1 | 代表値 | 0.8 dB | 0.8 dB | 0.6 dB | 0.5 dB |
| 最大値 | 1.0 dB | 1.0 dB | 0.8 dB | 0.75 dB | |
| 低損失 | N/A | N/A | 0.6 dB | 0.5 dB | |
| 反射減衰量 *1 | 40 dB | 40 dB | 40, 60 dB | 40, 60 dB *2 | |
| 偏波消光比 | 偏波保持ファイバー の場合 |
20 dB | 20 dB | 20, 25, 30 dB | 20 dB |
| 回転角度 | 中心波長 | 45° | 45° | 45° | 45° |
| 回転角度公差 | 中心波長、25℃ | ±3° | ±3° | ±3° | ±3° |
注記
-
*11310~1550nmのみ コネクター損失除く、コネクター反射減衰量除く
-
*2ファラデーミラーはミラー自身からの反射を除く
用途
- ファイバーレーザー
- 干渉計
- 光アンプ
- サーキュレータ
注文方法
ファラデー・ローテーター型
パッケージ 11P = 標準型
21P = 小型
光学ファラデー・ミラー型
型番の一例
FOR-11P-1550-8/125-P-P-40-XX-3-1
- パッケージ:標準型
- 波長:1550nm
- 入力ファイバー:コア8µm/125µm 偏波保持ファイバー
- 出力ファイバー:コア8µm/125µm 偏波保持ファイバー
- 反射減衰量:40dB
- コネクターなし
- ファイバージャケット:外径3mmケブラ—強化PVC
- ファイバー長さ:1m
FAQ
Q1なぜファラデーローテータには異なるサイズが用意されているのですか?
各波長に応じて異なるローテータ材料が使用されているためです。
これらの材料は、必要とされる磁界(磁石の強さ)や、単位長さあたりの回転角(ヴェルデ定数に由来する回転性能)がそれぞれ異なります。
使用されている材料や設計上の課題に関する詳細な説明については、光アイソレータ(Fiber Optic Isolator)のデータシートをご参照ください。
なお、通信波長(1310-1550 nm)用には、高密度なOEMシステムパッケージに収まる超小型(ミニチュア)デバイスをご用意しています。
Q21300 nm より短い波長に対応したファラデーミラーを構築することはできますか?
はい、カスタムオーダー(特注)にて構築できます。
ただし、1300 nm未満用のファラデーローテータは通常サイズが大きすぎる(結晶が長すぎる)ため、ミラー構成にした際に低損失での結合が困難になります。
そのため、特注対応は可能ですが損失(ロス)が高くなります。
同じ効果(偏波変動の補償など)を達成するための別の方法として、PM(偏波保持)ファイバーピグテール付きのファラデーローテータに、
光リフレクタ(ファイバー反射鏡)を組み合わせる構成を提案することも可能です。
Q3標準外のカスタム波長に対応したファラデーローテータ / ファラデーミラーが欲しいのですが、どのような選択肢がありますか?
提供されている「波長対回転角曲線(rotation curves)」をご確認いただき、
回転レベルが標準設計をそのまま流用できるほど十分近いかどうかをまずチェックしてください。
大型のローテータ(633 〜 1064 nm用)は、小型のローテータ(1310 〜 1550 nm用)よりも標準外の波長に対する調整(調芯や磁界調整)が容易です。
Q4偏光を回転(制御)させたいわけではなく、単に光を反射させたいだけの場合はどうすればよいですか?
その場合は、ファラデーミラーではなく、光リフレクタ(FORF)をご使用ください。
詳細については、下記ページをご参照ください。
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