偏波に関わる実験のおともに

光ファイバーに応力を加えて、多様な偏波状態を作ります。入力から出力まで1本の光ファイバーのみで作製しているため、挿入損失、反射減衰量はコネクタ部分のみです。

OZ Opticsの偏波コントローラは、任意の入力偏波を任意の出力偏波に変換できる高性能ソリューションです。コンパクトで操作性に優れた設計ながら、低コスト・低損失・低反射を実現しました。調整可能なクランプでファイバーに圧力を加え、コアに複屈折を生じさせる仕組みを採用。これによりファイバーは分数波長板のように機能し、自在な偏波変換を可能にします。圧力調整とクランプ回転を組み合わせることで、数秒以内に40 dB超の出力消光比を達成。シンプルかつ迅速な操作で、高精度な偏波制御を実現します。

対応可能なファイバーはシングルモードのみで、任意の波長に対応可能。マルチモードや偏波保持(PM)ファイバーには非対応です。これらの用途には、当社の「偏波ローテータ/コントローラ/アナライザ」シリーズをご利用ください。高効率で柔軟な偏波制御を求める研究・開発に最適な製品です。

特長

  • コネクター以外挿入損失なし
  • コネクター以外反射減衰量なし
  • 小型
  • 扱いやすい
  • 波長依存性なし

仕様

波長範囲 320~1625 nm (使用する光ファイバーによります)
挿入損失 *1 光ファイバー損失、コネクタ損失 <0.5dB *1
偏光消光比 > 35 dB
反射減衰量 (本体) コネクタの反射減衰量のみ
反射減衰量(コネクタ)   40 dB (SPC)
50 dB (UPC)
60 dB (AngledPC)
最大ファイバージャケット径 400 µm for FPC style

注記

  • *1
    光ファイバー通信帯のみ

用途

  • シングルモードファイバーと偏波保持ファイバーとの接続
  • PDL測定
  • 偏波デバイスへの結合
  • ファイバーレーザー
  • ファイバー干渉計

注文方法

ファイバー・セルフ実装型

FPC-100 標準型
FPC-200 小型

ピグテイル型

型番ご指定方法

レセプタクル型

型番ご指定方法

型番の一例

PFPC-11-400-S-3/125-XX-1-1

  • ピッグテール型
  • ファイバージャケット径:400µm
  • シングルモードファイバー:3/125µm
  • コネクターなし

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