量子もつれ光源はいまやベンチトップに

狭いスペクトル帯域または広いスペクトル帯域に分布する、もつれ光子および偏光もつれ光子ペアを生成するための汎用的な製品です。周期的に分極された非線形導波路(PPNW)内の高い光閉じ込めを利用したシンプルな設計により高い安定性を実現して、自発的パラメトリックダウンコンバージョン(SPDC)効率を向上させることに成功しました。

特長

  • 市場最高水準のカウント / コインシデンス率
  • 忠実性に優れた高安定なベンチトップ
  • 堅牢、アライメントフリー、オールインファイバーの独自設計
  • 制御可能な偶発的な光子生成率
  • ノイズサプレッションフィルターを内蔵
  • ターンキーで常温動作
  • 高いヘラルド効率(45%~70%)
  • ハイパーレンタングルされたペアを2つの出力ポートに決定論的にルーティングする
  • カスタマイズ可能な機能
    ・偏光エンタングルフォトンペア
    ・相関光子対
    ・広帯域スペクトル
    ・狭帯域スペクトル
    ・フリースペースまたはファイバーピッグテール出力

仕様*1

BEPS-1000-3A3A3A-1550-9/125-S

信号

パラメータ Max.  Typical  Min.  Unit
アイドラー縮退波長 1550 *2 nm
アイドラー縮退波長精度 ± 2  nm

2光子帯域幅FWHM

パラメータ Max.  Typical  Min.  Unit
広帯域の場合  80 *3 nm
狭帯域の場合 3 nm

光子対生成レート*4

パラメータ Max.  Typical  Min.  Unit
広帯域の場合  15 mW Pump  > 20 x 10⁹ Pairs / second
狭帯域の場合  15 mW Pump  > 100 x 10⁶ Pairs / second

コインシデンスレート

パラメータ Max.  Typical  Min.  Unit
広帯域の場合  8 µW pump  > 2 x 10⁶ Pairs / second
狭帯域の場合 350 µW pump  > 0.6 x 10⁶ Pairs / second
パラメータ Max.  Typical  Min.  Unit
忠実度 > 98 %
2光子の干渉の可視化 > 98 %
  • *1
    連続波 (CW) 動作時
  • *2
    大量注文の場合、カスタマイズが可能です。
  • *3
    この帯域幅は、3dBの分光輝度を意味します。この広帯域で他のすべてのスペックを満足するわけではありません。
  • *4
    SPDが飽和し、カウントが実現できない出力測定に基づき算出されます。

アプリケーション

  • 量子衛星通信
  • 量子鍵配布
  • 量子コンピューターと情報処理
  • 量子LIDAR
  • 高次元量子情報処理
  • 周波数・偏波超高密度テレポーテーション宇宙用

注文方法

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技術資料

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