蛍光観察において、顕微鏡の光軸を正しく合わせて、試料に均一に励起光を当て、クリアな蛍光像を得るために、『心出し』という調整作業が必要です。光源が光軸にきちんと合っていないと、蛍光像の明るさやムラに影響します。そこで、光軸がずれていないかを確認・調整するための目安となる試料が、このリファレンススライドとなります。
均一に蛍光を発する染色スライドなので、蛍光が全体的に均一に光っていれば、光軸が合っていると判断できます。中央だけが明るく周囲が暗い、明るさがドーナツ状などの場合、光軸のズレやランプの焦点ズレが考えられます。
毎回観察前に心出しを行う必要はありませんが、ランプ交換後や蛍光像のムラが気になる際は行ってください。
このセットは、一般的に多く使われている蛍光色素の近似スペクトルを有した4枚の蛍光スライドで構成されています。(単品でもご提供可能です。)
この製品に関するお問合せフォーム
フォームが表示されるまでしばらくお待ちください。
しばらくお待ちいただいてもフォームが表示されない場合、恐れ入りますが こちら までお問合せください。