データブリッジ 導入事例・利用シーン
USB メモリでも、中間サーバでもない、 ネットワーク分離環境での新しいデータ転送のカタチ
利用シーン
自治体や金融機関をはじめ、様々な業界のお客様に、分離ネットワーク環境での安全なデータ受け渡し方法としてご活用いただいています。
1. 官公庁・自治体 ~情報漏えい・不正持ち出し防止~
総務省のネットワーク強靭化関連で、インターネットにつながる端末と、LGWANとのネットワーク分離が行われています。
しかし、やむを得ず、ネットワークを越えてファイルを共有する必要が生じてしまいます。
課題
- やむを得ずファイルの受け渡しは発生
- USBメモリは持ち出しリスクがあるので避けたい
解決
- 役職者が機器を管理することで、貸し出し承認、ログで帳票管理を実現
- データが利用後消去されるので、持ち出しリスクも減少
- 万が一のインシデント時も、データブリッジや端末ログで追跡が可能
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※LGWAN系ネットワークへの接続には、無害化オプションの導入が必須など、いくつか条件がございます。
詳細はお問合せください。
2. 金融機関 ~機密情報のやり取り~
金融機関では、機密情報を取り扱うことが多いため、USBメモリの利用を禁止している例が多くあります。
しかし、行内ネットワークと全国の金融機関ネットワークとの間でファイル共有を行う必要が発生することもあります。
課題
- 重要データのため持ち出しリスクのあるUSBメモリの利用は禁止だが、データの受け渡し業務は発生
- 日々データを受け渡すので、DVDなどを利用した受け渡し方法は煩雑になる
解決
- 接続している間のみデータの受け渡しが可能ため、持ち出しリスクを回避
- 機器の管理とログ取得でデータの受け渡し証跡の管理を実現
3. 個人情報取扱部署 ~顧客データの取り扱い~
顧客情報は閉域ネットワークで管理しています。
しかし、顧客への連絡を取る際に、顧客データをインターネットにつながる端末に展開する必要がある場合があります。
取り扱っている情報が個人情報のため、とにかく人が介在するリスクを減らして、安全に流通させることが理想的です。
課題
- 顧客情報は閉域ネットワークで厳重管理。顧客への連絡時、社内ネットワークに展開する必要がある
- 顧客情報なので、持ち出し不可にしたい
- 多くの人が介在するとセキュリティも心配
解決
- 端末同士を接続し必要な時間帯のみデータの受け渡しを可能にして、顧客リストの持ち出しを防止
- ネットワーク分離環境でもセキュリティ高く、操作性を損なわずデータのやり取りを実現
- 作りこみや自動化専用タイプの利用で受け渡しの自動化を実現。人の介在リスクを排除
4. コールセンター ~顧客データの取り扱い~
顧客データは重要な個人情報でもあるので、可搬媒体で持ち出すのは大きなリスクがあります。
データブリッジなら、データを外部に持ち出すことができないので、個人情報の流出リスクを限りなく軽減させることができます。
5. 医療機関 ~画像など、医療データの受け渡し~
カルテや画像データなどを、専用の端末から、統計などの整理用途でデータを他の端末に移す必要があります。
6. WinActor 連携 ~RPA の利用範囲を拡大~
ネットワークが分離されていても、WinActor※+データブリッジによって、ノンストップの自動化を実現します。
※「WinActor®」は、NTTアドバンステクノロジ株式会社の登録商標です。