高屈折率/ナノインプリント用樹脂

可視光域の透明性に優れた、UV硬化型の高屈折率/ナノインプリント用樹脂

高屈折率樹脂

一般的な樹脂の屈折率は 1.5 程度で、高屈折率ガラス・結晶材料の接着の際、高い反射損失が生じ問題がありました。 NTT-AT 社では光通信用接着剤のベース技術である屈折率制御技術、低損失化技術をもとに 1.6 以上の高屈折率樹脂を提供しています。 高屈折率でありながら透明性に優れているため、高屈折率ガラス・結晶材料の接着の他、光記録分野、ディスプレイ分野、光エネルギー利用分野などで利用できると期待されます。

ナノインプリント用樹脂

ナノインプリントとは、ナノスケールの凹凸パターンを形成したスタンパーを、樹脂が塗布された基板に押し当て、加熱または光硬化を行って樹脂に凹凸パタンを転写する加工技術です。 従来のナノスケール加工技術と比較し、簡便かつ低コストに加工できることから、次世代の大量生産技術として注目されています。 本樹脂は高屈折率を特徴としたナノインプリント用樹脂であり、高屈折率による機能性精密パターン作製に適用できます。

※ 仕様等、詳細はお問合せください。

アプリケーション

  • XRデバイス用光導波路
  • 樹脂レンズ
  • シリコンフォトニクス通信デバイス
  • ナノインプリント用樹脂
  • 光学接着剤
  • 光学コーティング剤など

ナノインプリントについて

ナノインプリントとは?

ナノスケールの凹凸パターンを形成したモールドを樹脂が塗布された基板に押し当て、加熱または光硬化を行って樹脂に凹凸パタンを転写する加工技術です。
従来のナノスケール加工技術と比較し、簡便かつ低コストに加工できる事から、次世代の大量生産技術として注目されています。

ナノインプリントプロセス図

ナノインプリントによるパターン作製例

ラインアンドスペース

ラインアンドスペース(幅:45 nm、深さ:100 nm)

ピラーパターン(幅:0.5-5μm、深さ:350 nm)

光学特性例 (モデル#18247)


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