MRC社のレーザーシャッターシステム “Beamblock”は、レーザーシャッターとシャッターコントロールユニットで構成され、異なるオペレーションモード(外部、固定、マニュアル)で使用可能です。

本製品は、ビーム安定化システム “compact”とともに設計されていますが、独立に使うことも可能です。

シャッターとシャッターコントローラーの詳しい仕様はユーザーマニュアルをご覧ください。

標準レーザーシャッターとは別に、カスタマイズされたアイテムも提供可能です。

特長

高出力レーザービームを確実に遮断

Beamblockは、高出力レーザーの光路を物理的に遮断するレーザーシャッターシステムです。 レーザーシャッター本体と専用コントローラーで構成され、光学系の安全確保やレーザー光のON/OFF制御に使用できます。

用途に応じて選べる3つの動作モード

外部信号と作業者による確認操作を組み合わせる「確認モード」、外部機器から自動制御する「外部モード」、コントローラー上で直接操作する「マニュアルモード」の3種類を搭載しています。

TTL信号による外部制御に対応

コントローラーには、標準的なTTLレベルの外部入力「OK/External」を装備しています。

レーザーインターロック、ビーム安定化システム、コンピューター制御機器などと接続し、外部機器の状態に応じてレーザーシャッターを自動的に開閉できます。

作業者の確認操作を加えた安全制御

確認モードでは、外部機器からの許可信号だけではシャッターは開きません。

外部入力がTTL Highの状態で、作業者が「Confirm to open」ボタンを押した場合にのみシャッターが開きます。 外部信号がTTL Lowになると、シャッターは閉じた状態に戻ります。

装置側の安全信号と作業者の意思確認を組み合わせた運用が可能です。

ビーム安定化システムとの連動

Beamblockは、MRC Systems社のレーザービーム安定化システム「Compact」および「Dynamic」との組み合わせを想定して開発されています。

ビーム位置のずれが安定化システムの補正範囲を超えた場合、安定化システムの「OK」信号を利用してレーザービームを自動的に遮断できます。

カスタムシャッターにも対応

標準シャッターのほか、設置スペースや装置構成に合わせたカスタム仕様にも対応可能です。 限られたスペースへの組み込みに適した、小型レーザーシャッターの製作例もあります。


仕様

レーザーシャッター

光学開口 10 mm
取付方法 M6ねじ
外形寸法 55 × 38 × 50 mm
重量 190 g
ケーブル長 1.5 m
コネクター LEMO 00

シャッターコントローラー

外部入力
「OK/External」
Logic/TTLレベル、LEMO 00
シャッター出力 0 V/12 V、LEMO 00
電源入力 5.5 mm同軸電源ソケット
電源 12 V/400 mA
外形寸法 90 × 58 × 38 mm
重量 120 g

システム仕様

シャッター開動作時間 15 ms
シャッター閉動作時間 48 ms
消費電力
(シャッター開放時)
12 V/400 mA
  • 寸法は長さ×幅×高さです。
  • 上記は添付の「Beamblock User Manual Version 2(2011年5月3日)」に記載された仕様です。
    現行品への掲載前に、メーカーへの仕様確認を推奨します。

用途

高出力レーザー光路の安全遮断

レーザー装置や光学実験系に組み込み、異常発生時や装置停止時にレーザービームを物理的に遮断します。

レーザーインターロックとの連動

レーザーインターロックや安全制御機器からTTL信号を入力し、装置の安全条件が満たされている場合にのみシャッターを開くシステムを構築できます。

ビーム安定化システムの安全機構

MRC Systems社のビーム安定化システム「Compact」または「Dynamic」と接続し、ビーム位置のずれが補正可能範囲を超えた場合にレーザービームを遮断します。

コンピューターや制御装置からの自動開閉

コンピューター制御機器やTTL信号を出力できる外部コントローラーと接続し、測定シーケンスや装置動作に合わせてシャッターを自動開閉できます。

光学系の調整・立ち上げ作業

マニュアルモードを使用することで、光学系の調整や動作確認時に、コントローラー上のスイッチからシャッターを直接開閉できます。


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