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サーカディアン光メーター MSC15-CS

現場で照明のサーカディアン評価を可能にする特別バージョンのスペクトル測定光メーターです。

評価された測定結果は、タッチスクリーンに直接表示されます。 付属のソフトウェアを用いて制御し、測定値を表示することも可能です。

MSC15-CS 概要

サーカディアン光変換は、網膜に入射する光放射を、視交叉上核(しこうさじょうかく)に到達する神経信号に変換するプロセスです。 サーカディアン光変換のメカニズムは、目に入る光のスペクトルと総量に対して特徴的に反応する網膜内のユニークな神経回路構造としてとらえることができます。 したがって、光放射の測定とそれに対するサーカディアン効果の評価が照明にとって重要となってきます。

Reaらによれば、人間におけるサーカディアン光変換のモデリングには、網膜回路がこの変換をどのように行うかを理解するための体系的で収束的なアプローチが必要です。 チームによって開発されたサーカディアンモデルをMSC15-CSに実装しました。 (画像 : MSC15-CSでのサーカディアン評価)

MSC15-CSでのサーカディアン評価

ルクス(lx), CCT, CRI Raも測定

ルクス(lx), CCT, CRI Raも測定

スペクトル分布, ルクス(lx), CCTの表示

スペクトル分布, ルクス(lx), CCTの表示

MSC15のソフトウェアでの測定例

MSC15のソフトウェアでの測定例

メラノピック表示

メラノピック表示


仕様

主な仕様

サーカディアン刺激, 照度, スペクトルデータ, 光の色を測定するハンドヘルド照度計
カラータッチスクリーン
10個の測定点を保存し、異なる表示ビューを選択することが可能(DIN 5032-7 に基づくクラスB, または JIS C 1609-1:2006 に基づく AA)

入力光学系

直径10 mm の拡散板ウィンドウ, コサイン補正された視野, f2 ≤ 3 %

測定

照度明所視 照度, 暗所視, サーカディアン評価, 分光放射照度, 色座標(x,y), CCT, CRI(演色評価数), PAR-PPFD, メラノピック放射照度, メラノピック照度(メラノピック ルクス相当), メラノピック昼光等価照度, ビリルビンの総放射照度(Ebi), ビリルビンの平均分光放射照度(AAP)

スペクトル範囲

(360 - 830) nm

光帯域幅

10 nm
CIE 214に従って適用される光帯域幅補正

測定範囲代表値 白色LED

(1 - 350000)ルクス

CCT測定範囲

(1700 - 17000) K

ΔCCT

± 50 K(標準光源タイプ A, k=2)
± 3 MK-1(標準光源タイプ A, k=1)
± 4 %(LEDスペクトルによる, k=2)

ΔyΔxの不確かさ

± 0.002(標準光源 A, k=2)

再現性

± 0.0002

ピーク波長

± 1 nm

校正の不確かさ

照度(標準光源 A, k=2) +/- 3 %
照度(標準LED A, k=2) +/- 4 %

インターフェース

USB 2.0

温度範囲

動作時 : +10°C ~ +30°C
保管時 : -10°C ~ +50°C

電源

USBによる5VDC
充電式バッテリー
8時間の動作(連続測定, ディスプレイバックライト 100% ON)
13.5時間の動作(1回の測定, スタンバイモード, ディスプレイバックライト 100% ON)
30時間の動作(1回の測定, スタンバイモード, ディスプレイバックライトを 10%に低減(屋内の照明条件には十分))

画面

カラータッチスクリーン

寸法

136 x 74 x 32 mm(L x W x H)

重さ

160 g


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