波長 200~525 nmのスペクトル ・ 照度 ・ 線量の測定器
現場での測定に使いやすいモバイル型

概要
分光放射計は、放射照度とスペクトル分布を測定します。 次のような用途に適しています。
- 広帯域 UVランプの波長ごとの経年劣化挙動を調査する場合
- UV放射照度をさまざまな波長範囲で測定する必要がある場合
- スペクトル分布が異なる UV光源を測定する場合
スペクトル感度をもつ分光放射計はブロードバンド放射計よりも正確な測定が期待できます。 一般に使われている分光器には装備されていない迷光対策を分光放射計は備えているので、UV域の正確な測定が行えます。
分光放射計 BTS256-UVは、放射測定器の最新の設計基準に準拠しています。
広いスペクトル感度範囲
200nm~525nmにスペクトル感度範囲を持ち、紫外線から青の波長範囲での正確な放射照度測定が可能になります。 UVA LEDの長波スペクトル成分(通常は最大約490nmの範囲)も、完全に検出します。 UVキュアリング用光源から 殺菌用UVC LED測定まで、BTS256-UVの広い波長範囲はサポートします。
コサインFOVとフラットデザイン
拡散照射される光源の測定の場合、角度に依存する放射照度を正しく測定するには、コサインFOV(視野)を備えた機器必要です。 さらに、センサーから放射照度基準面までの距離はできるだけ小さくする必要があります。 本体がわずか12mmの厚みで、正確なコサインFOVを備えた分光放射計 BTS256-UVは、絶対放射照度の測定に最適な、市場で最も薄い分光放射計の1つです。
迷光と暗信号
迷光と暗信号はどちらも、CCDや CMOSアレイセンサーを備えた UV分光放射計の測定結果に大きな影響を及ぼします。 UVランプの発光スペクトルに長波成分(VISからIR)が含まれている場合、迷光は常に重要です。 UV範囲の迷光の強度は、実際の測定信号の強度を簡単に超えてしまう可能性があるため、かなりの測定誤差が発生します。 対照的に、暗信号は使用中の動作温度の変動と、さまざまな放射照度レベルの測定時に発生する積分時間の変動によって引き起こされます。
分光放射計 BTS256-UVは薄型のデザインですが、光学フィルターと暗信号シャッターによる迷光補正を組み込んでいます。 どちらの機能も自動化されています。 これにより、さまざまな発光タイプおよび動作温度での正確な放射照度測定が保証されます。
強い紫外線と温度の放射
分光放射計は、実際の使用中にエージング効果または架橋プロセスを引き起こすほど強いUVおよび温度放射にさらされることがよくあります。 分光放射計 BTS256-UVは、電子機器を保護するために 優れたUV耐性と低熱伝導率のステンレス製ハウジングに組み込まれています。 同時に、メーターの波長と放射照度の読み取り値の安定性が保証されます。
ハンドヘルド用とプロセスモニター用
ハンドヘルド用のBTS256-UV-1では、センサーは本体から250mm離れた場所に配置されます。 そのため、オペレーターを危険なレベルの紫外線にさらすことなく、測定作業ができます。 センサーヘッドは非常に平らで、全高は8mmです。 BTS256-UV-1は、225nm~525nmの波長範囲で校正されています。
プロセスモニター用のBTS256-UV-2では、センサーは本体に直接取り付けられています。 そのため、サンプルがベルトコンベアで運ばれUV光源の下を通過するシステムに最適です。 BTS256-UV-2は、200nm~525nmの波長範囲で校正されています。
データロガー
分光放射計 BTS256-UVには、アレイ分光センサーに加え、広帯域フォトダイオードが 2番目のセンサーとして搭載されています。 これにより、アレイセンサーのみを使用した場合よりもはるかに高速のデータログが可能になります。
工場校正および ISO17025 テスト証明書
Gigahertz Optik社の測定ラボでトレーサブルな工場校正を提供しています。 工場での校正は、Gigahertz Optik社で NMI認定のテスト測定と同じ品質管理手順を使用して実施されます。 オプションで、NMI認定の ISO / IEC / EN17025 テスト証明書の発行を承ります。

BTS256-UV-4 (フレキシブルなケーブルと測定ヘッドのハンドヘルド用デバイス)

BTS256-UV-1 (UV照射範囲から安全な距離を保つハンドヘルド用デバイス)

BTS256-UV-2 (ベルトコンベア上のプロセスモニター用)

BTS256-UV-2 (ベルトコンベア上のプロセスモニター用(背面の画像))
仕様
全般
| 概略 |
強力なUV照射の放射照度と線量計測のための分光放射計 |
|---|---|
| 特長 |
厚さ12 mm。 高温下での操作や強力なUV照射計測を可能にするステンレス製ハウジング。 |
| 測定範囲 |
最大50,000 mW/cm2、200 nm to 525 nm |
| 用途 |
UVキュアリングのプロセスモニター、製薬のUVエイジング試験、UV光源付き環境チャンバー内の測定 など |
| 校正 |
工場での校正(国際基準にトレーサブルな校正) |
製品
| センサー |
BiTecセンサー(積分型フォトダイオードとアレイセンサーの相互補正) |
|---|---|
| 入力光学系 |
⌀10 mm 拡散板(BTS256-UV-2)、⌀9 mm 拡散板(BTS256-UV-1, UV-4) |
スペクトル検出器
| チップ |
CMOSダイオードアレイ |
|---|---|
| スペクトル範囲 |
(200 - 525)nm |
| 光帯域幅 |
2.8 nm |
| データ解像度 |
0.1 nm |
| 積算時間 |
12µ - 30秒 |
| シャッター |
積分時間を光強度測定用ディテクタと同期させ、暗信号を測定する自動シャッター。 |
| ピーク波長 |
± 0.3 nm |
| 測定時間(一般値) |
BTS256-UV-2 and BTS256-UV-3: |
積分検出器
| ADC |
12ビット |
|---|---|
| 測定時間 |
(0.1 - 6000)ミリ秒 |
| 温度範囲 |
測定値は内蔵の温度センサーで補正されます。 |
| フィルター |
250 nmから 450 nmまでの方形関数に対する感度の数学的調整(SMCF補正)
|
| 放射照度(一般値) |
Blue LED with Peak @405 nm:(2E-3 - 2E3) W/m2 |
グラフ(分光特性)
BTS256-UV-1(標準校正 225 nm to 525 nm)の分光応答性

BTS256-UV-2とBTS256-UV-3(標準校正 200 nm to 525 nm)の分光応答性

BTS256-UV-4(標準校正 225 nm to 525 nm)の分光応答性

その他
| マイクロプロセッサ |
16ビット, 25 ns instruction cycle time |
|---|---|
| 電源 |
5 VDC, 450 mA per USB |
| インターフェース |
USB 2.0(type mini USB), RS-485 |
| ロガーメモリ |
100サンプル(スペクトルデータ)、10000サンプル(積分検出器) |
| 温度範囲 |
動作時 : +10°C ~ +30°C ※ 測定ヘッドは短時間なら高温で使えます。 |
| 寸法 |
BTS256-UV-1 / BTS256-UV-3 : 148 x 92 x 13 mm(L x W x H) |
| 重さ |
275 g |
注文情報
| 15310078 BTS256-UV-1 |
ロッド付きセンサーヘッドの測定器, 収納ケース, ソフトウェア, 校正証明書付き |
|---|---|
| 15310350 BTS256-UV-2 |
本体背面にセンサーを内蔵した測定器, 収納ケース, ソフトウェア, 校正証明書付き |
| 15312019 BTS256-UV-4 |
ケーブル付きセンサーヘッドの測定器, 収納ケース, ソフトウェア, 校正証明書付き |
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