構造化ガラス偏光子(レーザーアブレーション方式)
colorPol® SLA - Structurized polarizer
(340 - 2650 nm)

高精度かつ柔軟な偏光制御を、シンプルな構成で。
カスタム対応可能な次世代ガラス製偏光子

colorPol® SLA – Structurized Laser Aperture Polarizer は、CODIXX 独自のレーザー加工技術から生まれた構造化ガラス偏光子です。銀ナノ粒子を含む表層だけを 25 µm の解像度で選択的に除去し、透明領域と直線偏光領域を同一基板上へ自由にレイアウトできます。

これにより、複雑な光学系でも部品点数を削減しつつ設計の自由度を大幅に向上。しかも、すべての領域で偏光軸と対応波長範囲は共通のため、高い一貫性を維持しながら低コストを実現します。

形状やセグメント数はご要望に合わせて自在にカスタマイズ可能です。
「微細な透過窓を任意に配置したい」
「広帯域偏光子と透明窓を 1 枚でまとめたい」
など、まずはお客様のアイデアをお聞かせください。

異なる偏光軸が必要な場合は、colorPol® SLA を2枚以上積層することで対応可能です。
AR コーティングや特殊形状加工などの追加オプションも承ります。

特長

高解像度

25 µm ピッチまでの微細パターン形成。
微小光学系やイメージング用途に最適。

設計自由度

形状・サイズ・セグメント数をニーズに合わせてフルカスタマイズ可

コスト効率

マスク不要のレーザー直接描画で試作から量産まで低コスト

均一性能

全セグメントが同一偏光軸・同一波長域を共有し、一貫した偏光特性を維持

多機能分割

- 透過/遮光パターンを任意配置
- エリアごとに偏光軸の分割設定
- (設計次第で)波長域の分割配置も可

反射防止コーティング(オプション)

ARコーティングにより、表面反射を低減するオプションを選択できます。


仕様

基板材質 colorPol® ガラス偏光子
波長範囲 340 - 2650 nm
コントラスト比 ベースとなる偏光子と同等
セグメントサイズ > 25µm
形状 制限なし
選択可能特性 偏光軸・波長範囲をセグメント単位(~30 µm)で設定
偏光軸のアライメント < 0.5
  • 使用するcolorPol® 基板の仕様に準拠

ご留意点

  • 異なる偏光軸・波長帯を持つセグメントの複雑配置には、レイアウト検証が必要です。

製造工程

以下は構造化ガラス偏光子(レーザーアブレーション方式) colorPol® SLAの製造工程になります。

  • 個々の偏光子の銀粒子を含む表面をレーザーアブレーションで除去します。
    アブレーションした箇所は、無偏光(透明)になります。
  • 個々の偏光子を積み重ね、光学用接着剤で接着固定し、組み立てます。
     ピンク色:水平偏光
     青  色:垂直偏光
     水  色:無偏光(透明)
  • CODIXX社の異なる偏光軸を備えた、
    構造化ガラス偏光子(レーザーアブレーション方式) colorPol® SLAの完成です。
Process of  patterned coloPol® SLA polarizers

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