CODIXX社のcolorPol® polarizersは、用途や要件に応じたカスタム製作が可能です。
AR(反射防止)コーティングにより透過率を高め反射を抑え、形状やサイズは0.1mm単位で指定できます。
長方形・円形に加え特殊形状にも対応し、マウントは標準品から特注品まで柔軟に選択可能です。
光学ガラス間にラミネートし研磨することで強度と光学性能を向上させ、偏光軸は±0.5°の精度で任意設定できます。
さらに、色域や透過率をセグメントごとに変える構造化も実現し、多様な光学システムに最適化できます。
ARコーティング
片面または両面に反射防止コーティング(Anti-Reflection, AR)を施し、光学性能を最適化できます。
- 透過率を向上させ、光スループットを強化
- 反射を低減し、光損失を最小化
形状とサイズ
- 製品ごとに定められた最大サイズまで、0.1 mm刻みで寸法を指定可能
- ご要望に応じて、さらに厳密な公差にも対応
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標準では長方形 または 円形で製造
(その他の形状も別途ご相談ください)
マウント
円形の colorPol® Polarizerは、下表の標準マウント付きでご提供します。 標準マウントの詳細仕様はこちらをご覧ください。 表以外の直径や特注マウントにも対応します。お客様支給のマウントに偏光子を組み込むサービスも承ります。
- 取扱い容易性
- 偏光軸をマーキングしているため、アライメントが簡単
- マウントにより耐熱性能が一部制限
ラミネートおよび研磨
偏光子を2枚の光学ガラス間に光学接着剤で固定し、その後研磨することで、光学特性と機械的強度を向上させます。 本カスタム品の標準厚みは、2.0 mm。その他の厚みもリクエストに応じて対応可能です。
- 透過波面収差(TWD):< λ/4(633 nm、⌀10 mm)
- ビーム偏角:< 1 arc min
2枚の光学ガラスで、ラミネートされたcolorPol® polarizers
偏光軸と構造化
- 偏光軸は±0.5°の精度で任意に設定可能
- 非マウント品では、ご要望により偏光軸を2点マーキングで表示可能
- 長方形の場合、偏光軸を辺と平行に設定し、長辺・短辺を変えることで軸の判別が容易に
構造化
従来の線偏光子とは異なり、colorPol® 偏光子はクリア開口部内をセグメントごとに異なる特性へ分割可能
- 偏光軸・波長域・透過率をセグメント単位でカスタマイズ
- サイズ、形状、セグメント数に応じて最適な製造技術を選定
