コンパクトで低消費電力、かつ扱いやすい技術を追求しながら、常に製品の革新とラインアップの拡充に取り組んでいます。 サブケルビン領域(絶対温度 0Kに近い超低温域)を実現できる 比較的低コストな選択肢を提供しており、最新の製品では、より低い到達温度 ・ より高い熱リフト ・ より長時間の運転を可能にしました。

天体物理学、量子技術、ナノテクノロジー、材料科学、ライフサイエンスなど、さまざまな分野で活用されています。

冷却温度別に、100mK以下 / 300mK以下 / 1K以下 の3カテゴリーに分けて、6製品をご紹介します。

CMD [100mK以下に冷却]

サブケルビン吸着冷却器 CMD
< 100mK、ヘリウム3の補充不要

液体ヘリウム3が液体ヘリウム4に溶解する際に発生するエンタルピーの潜熱を利用して、最大限の冷却を行います。

連続式小型希釈クーラーはコンパクトな密閉ユニットで、外部からのガス供給は不要で、高価なヘリウム3を補充する必要もありません。

  • CMD : Continuous Miniture Dilution
サブケルビン吸着冷却器 CMD

GL7 / GL10 / CC7 [300mK以下に冷却]

サブケルビン吸着冷却器 GL7
~300mK

GL7は、希少な資源ヘリウム3を消費しない再充填が不要な設計の、ガスライト式サブケルビン収着クーラーです。

最新の300mK連続式クーラーは超低温段を1段または2段の中間段で緩衝することにより、超低温ヘッドへの熱負荷を低減し、運転温度を下げることにより、運転時間無制限を可能としました。

サブケルビン吸着冷却器 GL7

サブケルビン吸着冷却器 GL10
~300mK

GL10は、GL7に超低温ステージを追加した構造の、シングルショット吸着クーラーです。

この追加ステージにより、ユニットは250mK以下のベース温度に達することができます。

サブケルビン吸着冷却器 GL10

サブケルビン吸着冷却器 CC7
~300mK

CC7は、低電力GMクライオクーラーとのインターフェース用に設計された、コンパクトな連続式~300mK吸着クーラーです。

ソフトウェア制御で運転時間無制限を可能にしました。

サブケルビン吸着冷却器 CC7

GL4 / CC4 [1K以下に冷却]

サブケルビン吸着冷却器 GL4
~1K

1K以下の温度に到達する、これ以上簡単な方法はありません。 GL4は、低コスト、簡単操作、高信頼性の1K吸着冷却器モジュールです。

GM/PTクライオクーラー、デュワーの4Kプレートに接続します。 量子コンピューター、超伝導ナノワイヤ単一光子検出器(SNSPD)、超伝導エレクトロニクス、半導体ウエハテストなどの多くの用途で利用されています。

サブケルビン吸着冷却器 GL4

サブケルビン吸着冷却器 CC4
~1K

CC4は、コンパクトな1K連続式クーラーで、低消費電力のGMクライオクーラーと連動するように設計されています。

初期冷却に約24時間かかりますが、オプションのヒートスイッチを追加、あるいは より強力な4Kクライオクーラーを使用することで短縮できます。

サブケルビン吸着冷却器 CC4

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