ビームシフター BSW-20
Optotuneのビームシフターは、ガラス窓を正確に傾けることにより、光を横方向に変位させます。イメージング システムでは、これにより解像度を4倍に高めることができます。
主な特長
- 高速遷移時間(1ミリ秒)
- 信頼性が高く、連続運転に適しています
- 標準バージョンは、最大4.8 µmのビーム シフトをサポート
(9.6 µmのピクセルサイズに対応)
応用が期待される分野
小さいピクセルや大きいセンサが利用できない場合の解像度の向上に。
- プロジェクタ
- 超解像イメージング
- カラーカメラのディベイヤー
- モノクロカメラ
- サーマルカメラ
- 3Dプリント
- 監視
- ディスプレイ検査
- 計測
次の画像では、BSW-20による解像度をさまざまな例で比較しています。
いずれの場合も、CMOSセンサの標準カメラを使用し、BSW-20を35 mmレンズとイメージセンサの間に配置しています。

モノクロカメラ +40% 横解像度
解像度は198 lp/mm (USAF group 4 element 4) から
280 lp/mm (USAF group 5 element 1) に増加。
これは、このカメラのナイキスト限界である208 lp/mmを
はるかに超えています。

カラーカメラ +100% 横解像度
解像度は65 lp/mm (USAF group 3 element 4) から
130 lp/mm (USAF group 4 element 4) に増加。
これは、このカメラのナイキスト限界である
145 lp/mmに近く、3色のカラーチャンネルすべてで
フル解像度を実現できます。

ディスプレイ検査
ディスプレイ検査で解像度を上げて、カラー ディスプレイの欠陥を見つけやすく改善。
この画像では2つの赤いピクセルが点灯していません。

稼働中のBSW-20
上部中央はターゲットを示しています。
左下は元の画像、右下はビームシフトのオンとオフを
切り替えた画像を示しています。
技術資料
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