光ファイバストリッパ
『光ファイバストリッパ』とは、光ファイバのコーティングやバッファーを除去する工具です。
なぜコーティングを除去する必要があるのかというと、ファイバとファイバを融着する際や、ファイバにコネクタ付けをする際に、
ファイバからコーティングを除去してガラス部分を露出させる必要があるからです。
色々なメーカーから様々な形のストリッパが販売されていますが、その中でも MICRO ELECTRONICS 社製のストリッパは、
簡単にコーティングを除去できる操作性と多種多様なラインアップから、世界中の技術者に愛用されています。
ストリッパ1台で広範囲のファイバ径に対応することができ、各ファイバに適合したカッターブレードとチューブガイドを選定して取り付けるだけ、
という手軽さが魅力です。
※ポリイミド被覆除去には対応していません。
※医療用としては販売しておりません。
ストリッパ
マイクロストリッパ®
2362µm までのコーティングやバッファーを簡単に剥離できます。独自の自動芯出しストリッパ方法により、正確にファイバ被覆をはがします。(米国特許4.271.729)
ソフトストリッパ®(温熱式)
ヒータが内蔵され、MYLENE、カプトン、テフロン、PVC、HYTREL などのコーティングあるいはバッファーを軟化させてから剥がしますので、ファイバへの損傷がなく、頑丈なコーティングも高精度に剥がすことができます。
ストリッパキット(箱入)
マイクロストリッパ® 及び ソフトストリッパ®のキットとなります。
交換部品
質問をクリックすると回答がご覧になれます。
- ファイバによって、ブレードやガイドは異なりますか?
- はい、ファイバによって使用するブレードやガイドは異なります。
間違ったサイズのブレードやガイドを使用した場合、ストリッパの質が落ち、
ファイバを傷つける恐れがあります。 - ブレードはペアが決まっていますか?
- ブレードは左右でペアが決まっていますので、
入荷したブレードはそのままのペアで使用してください。
もし別のペアのブレードと混ぜてしまった場合、
ストリッパの質が落ち、ファイバを傷つける恐れがあります。 - ブレードの寿命はどれくらいですか?
- 使用ファイバのコーティング剤やクリーニングの頻度にもよりますが、
数百回程度となります。
ストリッパする際にファイバが断線するようでしたら、交換のサインとなります。 - 着脱工具や交換部品はありますか?
- はい、こちらをご参照ください。
- マイクロストリッパとソフトストリッパの部品は共通ですか?
- はい、ブレード 及び ガイドは共通部品となります。
- ソフトストリッパで、1回でストリッパできる長さはどれくらいですか?
- MS-3B 及び MS-4B シリーズは最長 1.25 インチ、
MS-3T 及び MS-4T は 2.25 インチとなります。