エックスレイオプティカルシステム社(アメリカ)のX線用キャピラリレンズを提供しています。

  • X線 / ニュートロンを広角(30°まで)コントロール
  • 広範囲のエネルギー(0.4~25Kev)に対応
  • 高効率:10~30%
  • 面精度:<10Årms
  • 集光、平行光を必要とするアプリケーションに最適
  • XRD、µXRF、Imagingなどに最適

概要

基本的な集光およびコリメーティングレンズの概要

X線およびニュートロン用のキャピラリオプティクスは、1986年 M.A. クマコフによって提案されました。

XOS は、1990年これらのオプティクスを開発・商品化するために設立、4年に渡るオプティクスおよびアプリケーションの研究・開発の後、キャピラリの製品化を可能としました。

XOS は、集光、コリメート、ビームベンディング装置を、標準品、カスタム仕様、様々なご要望に合わせて供給します。

お客様は、国立、大学、民間の研究所、医療機器製造メーカーなど、多岐に渡っています。

自社開発のソフトウエアにより、お客様のご要望に合わせた様々なデザインも可能です。
理論上のデザインと実測値は、かなりの精度を実現しています

コリメーティングレンズ X-8-L1O

コリメーティングレンズ 仕様例

コリメーティングレンズ 仕様例

透過率 30 %@ CuKα
拡がり角 0.22 ° FWHM @ 250 µm ポイントソース
取込み角度 4.1 °
アパーチャー 10×10 mm2
レンズ長 60 mm
入射距離 110 mm
マウントサイズ 21×41×68 mm

キャピラリ光学技術

高い効率を持ち(10~30%)、X線や低・高温のニュートロンを広角(30゜まで)、
広域(X線で0.2~30keV)に渡って集光・コントロールすることが可能なオプティクスが供給可能となりました。

これらのオプティクスは化学、医療および工業部門の重要なアプリケーションに開発利用されています。

オプティクスそのものは、多数の小さな(5-50µm)チャネルを持つガラスのポリキャピラリをアレイ状に構成したものです。

このレンズは、キャピラリチャネル内の滑らかな壁面をX線およびニュートロンが多連反射する、という原理に基づいており,X線やニュートロンのビームがキャピラリ内部に入射する時の角度が物質の臨界角(θc)よりも小さな角度である場合、その光は強度を殆ど失うことなく全反射します。

この臨界角の条件を満たしたX線やニュートロンは、なだらかに曲がったキャピラリチャネルを通って、効果的に伝送されます。

オプティクスそのものは、多数の小さな(5-50µm)チャネルを持つガラスのポリキャピラリをアレイ状に構成したものです。(図.1

このレンズは、キャピラリチャネル内の滑らかな壁面をX線およびニュートロンが多連反射する、という原理に基づいており、X線やニュートロンのビームがキャピラリ内部に入射する時の角度が物質の臨界角(θc)よりも小さな角度である場合、その光は強度を殆ど失うことなく全反射します。(図.2

この臨界角の条件を満たしたX線やニュートロンは、なだらかに曲がったキャピラリチャネルを通って、効果的に伝送されます。(図.3

透過効率は、透過されるフォトンやエネルギー、キャピラリの材質、表面の滑らかさ、チャネル外径、曲率、入射されるビームの拡がり角等に依存します。

XOS社 は材質にホウケイ酸ガラスを使用し、面精度は <10Årms を保っています。

X線やニュートロンは、コーティングされていないチャネル壁内を多連反射しながら進みます。

キャピラリオプティクスの広範囲に渡る重要な機能

  • どんなエネルギーでもフラックスを稼げる
  • X線チューブなどからの拡大するX線を捕らえる
  • 強度1の高いビームを集中させる(集光)
  • 拡がり角を抑えた準平行光の形成
  • 高エネルギーX線の濾過
  • 大きな角度でビームを曲げる
  • 特定方向からのX線の選択
  • ビーム断面の変更

これらのオプティクスは低・高温のニュートロンにおいても類似した機能を発揮します。

用途

  • µ XRF
  • XRD
  • XPS
  • 応力測定 など

技術資料

データシート

チラシ

技術資料

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