軸対称偏光素子(ラジアル偏光 / アジマス偏光変換素子)

直線偏光の入射光を、ラジアル偏光、またはアジマス偏光に変換することのできる複屈折素子です。 セグメントをつなぎ合わせたような境界線はないので、素子の中心においても軸対称なラジアル偏光 / アジマス偏光を得ることができます。

また、接着剤類は使用されていないので、高いダメージ閾値を持ちます。

特長

レーザ加工用途において

  • より小さなビームスポットの形成可能
  • どの加工方向に対しても同じ加工性能
  • 全方向に対して同じカッティングスピード
  • カッティングスピードの向上

バイオ用途において

  • 周囲と比べて低屈折率で粒子トラップができる場合があります。
  • トラップ力を強くすることができます。

製品群

モデル 動作波長 クリアアパーチャ 透過率
RPC-515-02 515±30 nm 2 mm >50%
RPC-515-04 515±30 nm 4 mm >50%
RPC-515-06 515±30 nm 2 mm >50%
RPC-1030-02 1030±40 nm 2 mm >75%
RPC-1030-04 1030±40 nm 4 mm >75%
RPC-1030-06 1030±40 nm 6 mm >75%
RPC-1550-02  1550±50 nm 2 mm >85%
RPC-1550-04 1550±50 nm 2 mm >85%
RPC-1550-06 1550±50 nm 2 mm >85%

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